使い道に合わせた明確なモノづくりが、貴輔の刈込鋏の特徴。細分化すればさまざまな刃長や柄長がある刈込鋏ですが、最も評価が高く、実際に販売数も多い6寸5分の刃に注力して製造しています。KYOUENstoreで取り扱っているのは、葉刈に特化した白紙仕様と、枝も力強く切れる青紙仕様。この2丁の刈込鋏で、庭師が行う作業のほぼすべての仕事が可能です。(マキなどの背が高い垣根の場合は、別途ご相談ください)
当商品は、その中でも白紙鋼の刈込鋏となります。白紙鋼の特徴は、最も和鋼に似た性質を持つことから、切れ味が鋭く、研ぎやすいこと。ただし、そのポテンシャルを引き出せるかどうかは鍛冶屋次第となります。代々、刈込鋏をつくってきた間中刃物店の系譜を継ぐ貴輔は、鋼材の扱いも素晴らしく、白紙鋼の持つ潜在能力を引き出してくれます。
生産者の高齢化や減少が進む中、貴輔はこれからの時代において、ひとつのスタンダードとなっていく可能性が高いとKYOUENstoreでは考えています。
※一丁一丁手づくりにつき、入荷時よって仕様に多少の差がありますことをご了承ください。
全長 | 約850ミリ |
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刃長 | 約200ミリ(リベット中央から刃先) |
柄 | 椎 約600ミリ |
重さ | 約900g |
使用鋼 | 安木鋼・白紙2号 |
貴輔の刈込鋏(青紙鋼)での、研ぎとメンテナンスについての動画です。修復と研ぎの様子になります。貴輔に関わらず、あらゆる刈込鋏に応用できることなので、ぜひご覧ください。
脈々と続く野鍛冶の技と切れ味の徹底追及が融合したニュースタンダード【貴輔】
先代までの屋号は間中刃物店。後を継いだ5代目の間中俊輔さんは、間中刃物鍛錬所と屋号を変え、特にこだわってつくった製品には貴輔の銘を刻印しています。若手鍛冶屋の中でも注目株とされるのは、その研究熱心さ。安木鋼はもちろんのこと、カスタムナイフの鋼材として有名なATS34やZDP189などの材料も、研究の末に扱えるようになったそうです。
プロの庭師用の道具として貴輔が注力して作成しているのは、刈込鋏。関東一円の職人のために、あらゆる農具や刃物をつくってきた先代の薫陶を受け、広く深くという思想の中から生まれた刈込鋏は、代々培ってきた経験と技術に加え、5代目の努力と合理性とセンスが詰まった製品となっています。
販売価格 | 46,200円(税込) |
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型番 | 7860 |
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